こんにちは、アビクラです。
突然ですが、みなさんの回りでクラシックリスナーはいますか?
幅広く聴かれているPOPやダンスミュージックは人気があるのに、クラシックとなると、、?(私もロックやダンスミュージックなども大好きで聴きます!)
回りを見渡してもほどんどクラシックを聴かない人が大多数で、個人的にはもっとクラシックリスナーが増えればいいのにな漠然と思っていました。
少しでも興味を持っているクラシックビギナーの方に、この魅力的なクラシックテーマパークに入ってもらうためには結論、クラシックの魅力を感覚的に伝えるDJ/セレクターが必要です。
クラシックの魅力が正しく伝わればクラシックで揺さぶられる音楽ファンが増えると信じています。
けどそもそも現代のライフスタイルであまり聴かれない理由はなんでしょうか?
何故クラシックってつまんない?
クラシックは遠い過去のもので古い音楽という固定観念。
確かに、クラシック音楽は一般的に17〜19世紀に作られた西洋の音楽という定義がされています。
現代の音楽は作曲家やアーティストが今の時代に生きていて、現代人が共感しやすいメロディーや新しい音、歌詞で多くのリスナーを魅了する事ができますよね。
一方でクラシックは作曲家は何百年も前の人物で、現代のそれとはあまり共通点もないし、親近感が湧きづらい。こんな感じでクラシック音楽は現代の音楽とあんまり関係ないと捉えられているようにも思います。
けどクラシック音楽の変遷を見てみると、
- バッハやモーツァルトにベートーベンがクラシックの構成やメロディの素地を作り、
- ショパンやメンデルスゾーンがメッセージ性を内包し、情景描写をして聴衆を魅了し、
- パガニーニやリストが音楽表現のための演奏技術を極限まで高め、
- 数えきれないほどの天才的な演奏家(アーティスト)が作曲家の音楽を再現してきた。
こうやってクラシックはリレーのように現代に受け継がれているんです。
クラシックって長い歴史の中でずっと進化を続け、世界に認められ続けている音楽とも言えます。
クラシックは古いというのは世の中のイメージが古いものであるだけで、本当は現代にも根付いている音楽ジャンルなんです。
曲名がよく分からない、何を聴いたらいいかよく分からない。という問題。
現代の音楽は曲自体に名前があり、作曲家とアーティストが固定しているのが一般的ですよね。
けど多くのクラシックはそもそも作曲家が自作自演していたという背景もあり、ピアノ協奏曲第何番とか、ヴァイオリンソナタ第何番とかの作品番号で管理されているのが一般的なんです。
みなさんもご存知のベートーベンの月光や、ショパンの別れの曲とかは、後付けのニックネームでレアなんです。
これは根本的にクラシック音楽の目的が現代の音楽とは違うからなんですが、どっかで聴いた事あるメロディがあっても上手く探せないという事がクラシックってよくわかんないとなってしまう理由の一つだと思います。
巷で聞くクラシック曲がイケてない。
これはシンプルに、学校の授業やCMとかで聴く曲がつまんない。実際そう思います。
例えば、クラシック初心者が聞くべき曲にパッヘルベルカノンとか、G線上のアリアとかが挙がっていたりするのも「知ってるこの曲!けどクラシックの魅力ってこんなもんか」と思われる理由なのかなと思います。(これらも素晴らしい曲なんだけど、魅力はそれだけではないと申し添えておきます)
そのためにもクラシックの有名曲だけでなく、実際に感情を揺さぶられるようなイケてる演奏をもっと簡単に知って楽しめるツールが必要だと思っています。
クラシックにはDJ/セレクターが必要
クラシック音楽は現代の音楽ライフスタイルには馴染みづらい根本的な理由やバックグラウンドがあります。
けど本当にイケてるクラシックが、まずは幅広く聴衆のみなさんの耳に届き、感覚的に揺さぶられる経験をすれば、クラシックの魅力を再発見されることに繋がるはずなんです。
よって、クラシックの難しさを克服するために必要な役割はDJ(セレクター)。
音楽好きであれば個人で量を聞いて探す事もできますが、DJは得意とするジャンルにおいて莫大な音楽を探し、選定作業をこなして聴衆が魅了される魅力的な曲を発信する事が出来ます。
確かにクラシックはメディアのせいもあってか、難しくて理解しにくい発信が多いと感じます。
現代の音楽のようにわかりやすく情報が共有されるメディアが存在し、架け橋となるDJがいれば、より多くの音楽ファンにイケてるクラシックを知って貰えるきっかけになると思います。
弊ブログ、浴びたいクラシックを通して、無限に存在するクラシック音源にフィルターをかけ、優れた音楽にアクセスし、クラシックに纏わるエピソードなどを発信していきたいと思います!
good classical music for your lifestyle.
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